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LITTLE WOMEN 若草物語 12-2

Chapter Twelve Camp Laurence ローレンスのキャンプ 2

Alcott, Louisa May オルコット ルイーザ・メイ
AOZORA BUNKO 青空文庫
 つぎの日、いい天気を約束しに、お日さまが娘たちの部屋をのぞいたとき、
そこでは、娘たちがたのしい遠足の仕度をしていました。
ベスは、さっさと仕度をすまして、窓ぎわへいって、おとなりのようすを、たえず知らせました。
あら、ローリイが、まるで水兵さんみたいなかこうをして……」
 やがて、みんなの仕度ができました。
ジョウは、ローリイがじょうだん半分でよこした旧式の麦わら帽子をかぶり、あかいリボンをしばりました。それを見て、メグがやめなさいというと、ジョウは
「あたし、だんぜんかぶっていくの。だって、かるくて大きくて日よけになるし、みんなおもしろがるわよ。」と、いって、
平気で出ていきました。それにつづいて、はなやかな三人の娘たちの小隊がいきました。
 ローリイは、かけて来て小隊をむかえ、じぶんの友だちに紹介しました。
芝生が応接間になり、そこに陽気な光景がひろげられました。すぐにみんなは心やすくなり、えんりょなく話し合いました。
 テントやおべんとうは、クロッケーの道具などといっしょに、さきへ運んでありましたので、一行は二隻のボートにのりこんで岸をはなれました。ローレンス氏は、岸に立って帽子をふっていました。
ローリイとジョウが一隻のボートをこぎ、ブルック先生と大学生のネッドが、もう一隻のほうをこぎました。
みんなを笑わせて気分をやわらげ、ボートをこぐと、つばがばたばたしてすずしい風が起りましたし、ジョウにいわせれば、もし夕立でもふれば、みんなをいれてあげることができるそうでした。
 メグは、もう一隻のボートにのっていましたが、ブルック先生とネッドにとって、よろこばしい存在で、この二人の青年は、メグがいるので、いつもよりいっそうじょうずにボートをこぎました。
 
Copyright (C) Louisa May Alcott, Masaru Mizutani
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