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LITTLE WOMEN 若草物語 4-2

CHAPTER FOUR Burdens 重い荷をかついで 2

Alcott, Louisa May オルコット ルイーザ・メイ
AOZORA BUNKO 青空文庫
 おとうさんが、不幸な友人を救おうとして財産を失くしたとき、二人はすこしでも家のためになりたくてはたらき、それからずっとはたらいているのです。
ジョウはびっこのマーチおばさんの世話をしますが、気みじかのおばさんと、よく気が合いました。
それに、死んだおじさんの文庫がすばらしく、おばさんが昼寝をしたり、来客でいそがしいときさっそく文庫にはいりこんで、詩、歴史、旅行記だのに読みふけりました。
それはいいとしても、思うさまかけまわったり、馬にのったりできないのは、なやみの種でした。
 ベスは、はにかみ屋で、学校へもいけないほどでした。
出征しなすってからはおかあさん、かあさんが軍人後援会へいくようになってからは、ひとりで勉強します。
まだ子供で、人形と遊ぶことが、なによりのたのしみでした。
けれど、このベスにも、苦になることがありました。それは、音楽好きなのに、よいピアノもないし、音譜もないことで、音楽の勉強が思うようにできないので、
 
Copyright (C) Louisa May Alcott, Masaru Mizutani
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